投資でポイ活

ポイ活はしているが、投資はやりたいけどなかなか始められないという方におすすめの手法だ。いつものポイ活の気持ちで始められる。

この記事では、ルートが短くて管理が楽という基準で選んだ3段階のチェーンを紹介する。 複雑な設定不要。一度組んでしまえば、毎月の積立日に自動でポイントが積み上がる。

還元ルートの全体像

チェーンは3段階。それぞれのステップで異なる種類のポイントまたはマイルが付与され、合計で約3%の還元になる。

// point chain
現金
入金
りそな銀行口座
デビットカード利用
りそなデビット〈プレミアム〉
+2.0%
ANA Pay にチャージ
ANA Pay
+0.5%(ANAマイル)
楽天キャッシュにチャージ
楽天キャッシュ
+0.5%(楽天ポイント)
NISA 積立 支払い
楽天 NISA 積立
合計 3.0%
合計 3%
3段階の多重取り
りそなデビット 2% + ANA Pay 0.5% + 楽天キャッシュ 0.5%

なぜりそなデビットカード〈プレミアム〉か

多くのポイ活解説記事は「より高い還元率を求めて複数のカードを使い分ける」方向に進みがちだ。 このルートがりそなデビット一択なのには、二つの理由がある。

ルートが短い

りそなデビットカード〈プレミアム〉はANA Pay へのチャージで 2% 還元が得られる。 2% は国内のデビット・プリペイドカードの中では最高水準の部類に入り、 かつ「ANA Pay チャージ」という一手でそのまま次のステップへ接続できる。 ルートの中間を増やさないことで、管理コストと手違いのリスクを最小化できる。

投資は余剰資金でやるべきという前提

とにかく少しでも高還元ルートを辿ろうとすると、複数のクレジットカードを利用することになる。しかし本来、投資は余剰資金の範囲内で行うものだ。今ある現金の中から行うことが好ましい。そこで、デビットカードの中で最も高還元と思われるものを選定した。

なぜ楽天証券か

楽天証券を選ぶ理由は明快だ。楽天キャッシュで積立の支払いができ、0.5% の楽天ポイントが付与される。 楽天キャッシュは Visa プリペイドであるANA Pay からチャージできるため、 ANA Pay → 楽天キャッシュ → 楽天証券という接続がそのまま成立する。 このチェーン全体を一本につなぐ役割を楽天証券が担っている。

他の証券会社でも各種クレカ積立は存在するが、 「ANA Pay → 楽天キャッシュ」という上流のルートを活かした多重取りができるのは楽天証券だけだ。

設定手順

りそなデビットカード〈プレミアム〉に申し込む

りそな銀行の口座を持っている、または新規開設してデビットカード〈プレミアム〉を申し込む。 月会費は700円(税込)。カードが届いたら ANA Pay の支払元として登録する。

ANA Pay アプリをインストールしてチャージ設定

ANA Pay アプリをスマートフォンにインストールし、ANA ID でログインする。 「チャージ」の支払元にりそなデビットカード〈プレミアム〉を登録し、毎月の投資予定額をチャージする。

チャージのタイミングは楽天証券の積立引落日より数日前を目安にすること。

楽天ペイをインストールして、ANA Payからチャージ

楽天ペイの「楽天Edyにチャージ」機能を使い、「チャージ方法の設定」から ANA Pay のバーチャルカードを新しいクレジットカードとして登録し、楽天Edyにチャージする。その後、「楽天キャッシュにチャージ」から楽天Edyを選択の上、楽天キャッシュにチャージする。 このチャージ操作でANA マイルが 0.5% 付与される。

楽天証券でNISA積立の支払い方法を「楽天キャッシュ」に設定

楽天証券にログインし、積立設定の支払い方法を「楽天キャッシュ」に変更する。 これで毎月の引落時に楽天キャッシュ残高から決済され、楽天ポイントが 0.5% 付与される。 設定は一度行えば以後は自動で動く。

楽天キャッシュ払いのポイント付与は月 5 万円が上限。5 万円を超える積立分には楽天ポイントが付かない。

注意点

楽天キャッシュ払いの 0.5% 還元は月 5 万円まで

楽天証券のキャンペーン条件として、楽天キャッシュ払いで付与される 0.5% の楽天ポイントは 月の決済額 5 万円分が上限だ。 5 万円を超えてもりそなデビット 2% と ANA Pay 0.5% の計 2.5% は継続して得られるが、 3% のフル還元を享受できるのは 5 万円以内の積立に限られる。

月会費 700円が実質還元率を押し下げる

りそなデビットカード〈プレミアム〉は月会費 700 円がかかる。 月の支払額が少ないと、獲得ポイントよりも月会費の方が大きくなる可能性がある。

月の支払額 獲得ポイント概算 月会費 実質ポイント 実質還元率
1 万円 300pt 700円 ▲400pt マイナス
2.4 万円 720pt 700円 ≈ 20pt ≈ 0%
5 万円 1,500pt 700円 800pt 約 1.6%
10 万円 3,000pt 700円 2,300pt 約 2.3%
20 万円 6,000pt 700円 5,300pt 約 2.7%

なお、筆者は平均毎月20万円をこのデビットカードで支払っている。ベストセラーの『「幸せをお金で買う」5つの授業』にて、支払いは先に、購入はあとで、が最も幸せなお金の使い方だと述べられているため、普段の買い物もこのデビットカード経由の楽天ペイを使い、3%還元を得ている。

SUMMARY: りそなデビット 2% + ANA Pay 0.5% + 楽天キャッシュ 0.5% のチェーンで、 月の支払いがそのまま約 3% のポイント源になる。投資をなかなか始められない方は、ポイントがもらえるからという身近な理由で始めてみるのはどうだろうか。なお、投資は自己責任であり、ポイント以上の損失を被ったとしても筆者は責任を負いかねる点、ご了承いただきたい。