2026年10月10日号:昨日のリテールテック&流通DXまとめ
国内外のリテールテック・流通DXの最新情報を、毎朝8時にお届け。スマートカートやリテールメディアなどの先端事例を、AIの解説付きで配信します。
本日の概況
セルフレジでの万引き手口(スキャン飛ばし、バーコード偽装、カート上段だけの精算)が問題化し、カメラやAIによる抑止策が焦点になっている。
厳選トピックス
2 storiesセルフレジで万引きが目立つ、「スキャン飛ばし」「バーコード偽装」の手口にカメラやAIで対策
読売新聞は、セルフレジでの万引きが目立つ問題を報じた。「スキャン飛ばし」「バーコード偽装」「カート上段だけ精算」といった手口が挙げられ、客の“うっかり”と“わざと”の見極めが難しいことが課題とされる。その抑止策として、カメラやAIの導入が進んでいることを伝えている。
セルフレジは省人化の切り札である一方、不正の余地も生む。
うっかりと意図的な行為を区別しにくいため、顧客を疑う運用では店舗体験を損ねかねない。カメラやAIによる検知は、精算漏れの兆候を機械的に捉え、スタッフの対応を絞り込む手段として有効だ。今後は抑止効果と顧客の使い勝手を両立させる設計が、セルフレジ拡大の成否を分けるだろう。
Retail Media Summit、11月11〜12日開催 メーカーと小売の共創がテーマに
DIGIDAY[日本版]は、「Retail Media Summit」が11月11日と12日に開催されると報じた。テーマはメーカーと小売の共創を生むリテールメディアの本質とされ、広告枠の提供にとどまらない協業のあり方が主題になる。リテールメディアの取り組みを業界横断で捉え直す機会として、関係者の注目を集めそうだ。
リテールメディアは、小売の購買データを起点に広告を提供する仕組みとして拡大している。
ただ、メーカーと小売の間で成果指標や役割分担が定まらず、伸び悩む事例もある。カンファレンスで共創の具体像が示されれば、メディア事業を検討する小売企業にとって実務的な判断材料になる。自社データの活用範囲と、メーカーとの共同設計をどう組み立てるかが問われる。